わたしは学生時代から、ずっと生きづらさを感じてきました。

毎日体調が違うのに、予め決められた予定で動くことの困難さ。

本来の自分で世間や社会に身を置くと、繊細過ぎて疲弊する。

自分を守るために偽っても、偽ることは苦しい。

そんな10代でした。​

20代には、そんな疲弊と苦しさが重なり

統合失調症と躁うつ病を患いました。 

通院治療でしたが、25歳頃には寝たきりの状態でした。

薬も大量に飲んでいました。

 

27歳頃に転機が訪れ、些細で地道な行動を日々積み重ね

周りの協力もあって、30歳頃には、発作やフラッシュバックなどの症状も治まりました。

その後も、悩み、落ち込み、葛藤し、でも諦めたくもなく

少しずつ少しずつ過去の傷を癒し、自分に対する理解も深め続け

33歳からは、病気の頃には諦めていた経験をたくさんしました。

 

このような実体験、今まで勉強・集めた情報をシェアすることで

今度はわたしが、同じような誰かの力になれたら

選択肢を増やせたら…

わたしは、病気回復期に、有難くも友人が「月1のお茶会」を作ってくれました。

その日が楽しみで、その日の為に体調や身なりを整えたり、着ていく服や、メイクを考えたり、という前向きな準備が

動けない、出来ない、ダメだ、と思っていたわたしに、勇気と自信と実際の行動をくれました。

音楽スクール『あまどら歌謡塾』という

『外で安心できる居場所』

わたしの月1のお茶会のように、世間や社会で自分らしく生きていくための、きっかけ、そして安心して練習もできる

自信に繋がる場所。

自分を闇雲に傷つけないように、本来の自分に返って生きやすくなるように、そんな知識や情報も得られる

強みを、好きを、大切に感じることを、世の中で活かしていく

そんな場所をつくりたいという想いで立ち上げた、歌謡塾です。